おにぎり食べ比べ・・・「まいばすけっと」

近所のミニスーパーまいばすけっと」、そこで販売されている“58円おにぎり”の食べ比べをしました。
  
海苔も無ければ、中具もない。本当にシンプルなつくりです。値段が値段ですから、多くは期待していません。
が・・・結構いけました。それぞれ長短ありますが総合的には“塩むすび ひじき”が美味しかったかな。
次点は“塩むすび こがし麦”、ほどよい塩加減と焙煎した大麦の香ばしさがダイレクトに伝わる素朴な味です。
難点は、お米が硬くなってしまい“ぼろぼろ”としてしまっているところ、所謂“冷ごはん”の状態。
通常のコンビニおにぎりなどは乳化成分やグルタミン酸、増粘多糖類入りの水に漬け込んで炊いているので
時間が経過してもしっとりとして硬くなりにくいとのことですが・・・これはどうなのでしょうか?
“にぎりたて”なら間違いなくこれが一番美味しいと思います、“にぎりたて”そんなこと望むべくもありませんが。

薪を使ってかまど炊きした熱々のごはん、そのごはんでにぎったおにぎり、味付けはほんの少しの塩、そして
おこげの香ばしさ、そんなおにぎりが食べたい、それはとても贅沢なおにぎり
世の中便利になっちゃって、いとも簡単に美味しいものが手に入り、作ってくれた人への感謝の気持ちも忘れて
しまい、食べ物を粗末に扱い、まだまだ食べられるものでもあっさりと捨ててしまう・・・そんな時代
こんな時代に生まれ育っている子どもたち、何となく可哀想な気がします。

子どものころ、お腹が空いたといえば決まってにぎってくれた塩むすび、婆ちゃんの塩むすび
何であんなに美味しかったのだろうか、それって中年の単なる郷愁なのでしょうか・・・