羽田空港国際線ターミナル・・・再び

1月13日(日) 時刻は6:30を少し回ったところ、旅立つ知人を見送りに、先週来再び国際線ターミナルへと出向いた
  
   約束の時間までにはまだ間がある、展望デッキに出て早朝の空気を吸うことにしよう・・・
  
アメリカン航空の飛行機が見える、ボーイング777だろうか?、シルバーのベアメタルに青と赤のライン
垂直尾翼には“AA”の中央にイーグルをあしらったロゴマーグがマーキングされている、シンプルながら
堂々とした感じがまさしく“アメリカ”っぽくて好きだな〜、今は無きパンナムパンアメリカン航空)の機体
マーキングに次いで好きかも・・・パンナムロゴマークはいいよね!航空会社無き後もこのロゴマーク
使った様々なグッズが販売されていて、とても人気がある、やっぱり良いデザインは時代を超えて評価
されるんだなと、このマークを見るたびにしみじみと思う

 


真正面から見る飛行機もカッコイイな!、機体を中心に主翼水平尾翼、そして垂直尾翼
左右対称、まさにシンメトリーの美だね!

さらに真後ろから・・・主翼の両端、垂直に立ち上がるウィングレット(小翼)がカッコイイね!
それにしても・・・機体に比べて主翼が長い!

多摩川大師橋、そして富士山、空気が澄んでいたからなのか、きれいな姿を見せてくれた
 
7:30、わずか30分ほどの見送り、大した話も出来なかったが、彼は元気な姿で搭乗口へと向かって行った
・・・旅の安全を祈る
    
    8:44・・・知人の搭乗した飛行機が無事飛び立つのを確認し空港を後にする
    Have a nice trip!・・・良い旅を!

どこの空港へ行っても感じることだが、空港がもつ独特な“ハレ”の雰囲気は果たしてどこからくるものなのだろうか?
それは、まだ見ぬ遠い異国への夢と憧れか、はたまた、気心の知れた仲間と、これから共有するであろう濃密な時間
への期待か・・・そんな感情の堆積が、この場所を明るく、晴れやかにしていることは間違いなさそうだ

だが時として、そんな晴れやかさが一変する場所になりうることもある・・・失意の帰国、魂の帰還
ここにはきっと、つらい現実もたくさん転がっているはずだ
それでもなお、人々がこの場所に魅了させられるのは、そんな悲しみを越え、明日への希望を抱かせる何かがここに
存在するからなのだろうか・・・

 
4F、江戸小路にある人気の店、「麺匠の心つくし つるとんたん
日中、何度かこの店の前を通ったことがあるが、その度に長い行列が出来ていた
本日は早朝と言うこともあり、落ち着いた感じ、チャンスかな!?と思い一瞬入店も考えたが、踏みとどまった
何故なら・・・うどんの気分じゃなかったから、ただそれだけ・・・
ショーウィンドーに並んでいる美味しそうなうどんの数々、特に“きつねのおうどん”はシンプルながら
油揚げ好きにはたまらない魅力がある、見ての通り、大きなお揚げの存在感が抜群だ!
実際に食べたことがないので、何とも言えないのだが・・・

HPはこちら ↓
つるとんたん | カトープレジャーグループ【公式】

義理チョコマシーン・・・ブラックサンダー

2月4日(月) 刻は未の上刻 、新宿の地下通路を歩いていると何やら怪しい行列を発見
 
行列の先には真っ黒い自販機が2台、その自販機を取り囲むようにスタッフらしき男性陣の姿が見える
どうやら使用方法を説明しているようだ
通路には「無料で差し上げますよ!」と呼び込みを行うスタッフの大きな声が響いている
 “無料!?”というコトバに反応してしまったオレ、齢50にしてこの行列に参加するのはちと恥ずかしかったが
話のネタにと腹をくくり、スタッフのお兄さんに声をかける
「何の行列?」「ブラックサンダーの無料配布”のイベントです、よかったら参加してください」
うん、ブラックサンダーがチョコレートだということぐらいはこのオレでも知っている
「どうすればよいの?」「ここにケータイをかざしてください」とQRコードを差し出さすお兄さん
普段バーコードリーダーなんて使わないオレ、かなり手間取ったが、やさしいお兄さんの助けもあり、何とか
読み取り完了、早速読み取ったURLにアクセス!・・・ありゃりゃ、アクセス出来ませんの冷たい画面表示
気を取り直してもう一度・・・やっぱりダメだ・・・なんじゃこりゃ〜
「ダメみたい」お兄さんに報告、するとお兄さん「大丈夫ですよ、列に並んでください、自販機の所にいるスタッフ
に伝えてください」とあっさり返答、それで大丈夫なのか!?
まぁ良い、お兄さんがそう言うのであれば信じましょうと並ぶこと数分、いよいよオレの番到来、さっきのお兄さん
の言う通りに「アクセス出来なかったんだけど・・・」と自販機管理人に伝える
「あっ、わかりました」と管理人即答、携帯しているQRコードカードを自販機にかざしている
すると自販機のプッシュボタンが赤く点灯、「売切以外のボタンを押してください」と促される
ちょっと迷いながらも最上段の右から2番目のボタンをプッシュ!ガタガタッと音をたて落下してきた“ブラック
サンダー缶詰”、手に取ってじっくりと見てみる、ほどよい重量感、ブラックベースにゴールドのイナズマ
“黒い雷神”の名に恥じない立派な缶だ!
妙な達成感に浸りながら、その場を後にした・・・並べば何とかなるもんだね、スタッフの皆さんに感謝!
 
みんなケータイ片手に自販機の前へ、やや戸惑っている様子が窺える
 
“義理チョコマシーン使用方法”のインフォメーション、その横には存在感のある漆黒の自販機が2台設置されている  
    
    2月4日〜2月10日まで、1日1,000個限定だ!今なら入手難易度はかなり低いはず、気になる方は現場へ急げ!
    
    イベント開催の場所、人だかりが出来ていると思われるのですぐにわかるはずだ!
    
    
    ユーモアのある“取説”、洒落てるね!
 
入手した“ブラックサンダー義理チョコの素”、中身が気になるところだが、何となくもったいなくて未開缶
バレンタインデーにでも開けてみるか・・・
洒落たイベントを開催してくれた「有楽製菓」さん、どうもありがとう!

詳細は「有楽製菓」さんのHPへ ↓
http://www.yurakuseika.co.jp/index.html

おまけ・・・ケツメイシのトイレットペーパー
 
どうやら全国ツアーのプロモーションの一環らしい、これまた洒落た宣伝広告だね
ちなみにホルダーにセットされたペーパーは巻き取ってもOKだが、うず高く積まれたペーパーは持ち帰り厳禁の
ようだ、その脇ではしっかりと警備員が目を光らせていた

羽田空港国際線ターミナル・・・その3

1月3日(木) まだまだ続く羽田空港国際線ターミナル探索
  
 

京はやしや - 宇治の老舗茶舗の厳選抹茶と、香り高いほうじ茶を使ったお菓子のお店
甘味とお茶“京はやしや”にて小休止、人気No.1の“抹茶白玉ソフト”650円をいただく、疲れた身体に
ほどよい甘さが心地よい
野点をイメージしたオープンエア?な店の造り、立ち並ぶ“野点傘”の朱色がとてもきれいだ
一時、ここが空港だということを忘れさせてくれる
    

 
5階“TOKYO POP TOWN”エリアにある「ハローキティジャパン」、世界に誇る日本のキャラクターデザイン
キティちゃんのおみやげショップだ、空港限定グッズも満載、海外でも人気の高いキティちゃん、きっと
いいおみやげになるんだろうな〜・・・店の奥には巨大な“キティ熊手”が飾られていた
 
「PLANETARIUM Starry Cafe」スターリーカフェのイメージディスプレイ、プラネタリウム鑑賞が出来るカフェとして
開港当時、話題になった店、どうやら、二毛作カフェ?プロントの系列店らしい
  
空港のイメージキャラクター“スターリー”くん、デザインは「プレイセットプロダクツ」が担当
どことなくレトロっぽくて郷愁を誘う、完成度の高いデザインですな
http://www.starry.jp/index.html
play set products | プレイセットプロダクツ
 
“展望デッキ”へ、夜の空港もムードがあって中々よいですよ・・・お〜寒っ!
    
喫煙スペースで見付けたJTのポスター、1977年に発売されたJTの主力ブランド「MILD SEVEN」、2013年2月から
「MEVIUS(メビウス)」という名称に変更するらしい、それにしても・・・ここまで定着したブランドネームを果たして
変える必要性があるのだろうか?、“喫煙は悪”とばかりに隅へ隅へと追いやられる、このご時世、名称変更によ
り喫煙者、販売本数が増えるとも思えず、むしろ刷新に関わる費用が無駄に思えるのだが・・・
ま〜そんなことは大きなお世話で、それなりに勝算あっての決断なのだろうけどね
それはともかく、ここにも“染みるコトバ”が・・・
これからのあなたに栄誉をもたらしていくのは、「どこから来たか」ではなく「どこへ行くか」なのだ。
(哲学者/ドイツ)

コンパクトな空港ながら見所は満載、ほんの数時間の“探検”にも関わらず、密度の濃い充実した時間を過ごさせて
もらった、そんな空港に感謝!

羽田空港国際線ターミナル・・・その2

引き続き、1月3日(木)羽田国際線ターミナルの探索
 
“江戸小路”入口に飾られていた立派な“〆飾り”、台の上には大きな鏡餅、中央に伊勢海老、そして大きな
板昆布が3枚垂れ下がっていた、この正月飾り、とてもご利益がありそうだが、果たしていくらぐらいするもの
なのか?正月早々お金の話とは・・・少々いやらしい
 
ずらり並んだ長型提灯、“江戸小路”で営業中の店舗、その店名の入った提灯看板
“江戸小路”、江戸の街をイメージして造られた空間には、日本の伝統や文化、“和”を感じさせる
店が並んでいる、京都の老舗てぬぐい専門店、和モダンな雰囲気の眼鏡屋、カバン屋、などから
すし、そば、すき焼き、などの和食の店まで、モノと食、両面で江戸の情緒に浸れる一画だ
店の造りも凝っていてる、無垢の木材や土壁、天然染料で染めた暖簾などを使い“江戸”の雰囲
気を演出している
 
絵看板や提灯などは、歌舞伎の“中村屋”が提供した本物とのこと、寄席文字で書かれた“中村勘三郎”の木札
が並ぶこの店、決して歌舞伎グッズの店ではない、あくまで雰囲気作りの一環なのだろう
http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/ ←※詳しい店舗の情報はこちら

スイーツ界の巨匠、辻口博啓氏の人型看板発見、“和チョコラスク”を宣伝している様子

さらに探索は続く・・・

羽田空港国際線ターミナル・・・その1

1月3日(木)17:00 羽田空港国際旅客ターミナル 3F出発ロビー
 
閑散とした出発ロビー、この時間帯(17:00〜18:00)の出発便をチェックしてみると台北(松山)行きが1機(2便)
のみ、どうりでひと気がないはずだ、ちなみに便数が一番多いのは0:00〜1:00の時間帯に運航する深夜便だ
行先はシンガポール、デンパサール、バンコク、サンフランシスコ、ホノルル、ロサンゼルス・・・旅に出たい
        
“何もしなければ何も起きない。行かなければそれはやってこない。・・・ココロノツバサ。ANA60th”・・・染みるコトバだ
ANA|航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線 ※トップページより
 
“羽田Sky illumination”竹をモチーフにした冬季イルミネーション、京都西山から取り寄せた約100本の孟宗竹を
約20万灯のイルミネーションで彩っているとのこと、2月18日までの期間限定
右の写真は4F広小路の竹イルミネーション、キラキラと輝く光の中を歩く、何かの主人公にでもなったようで
ちょっと照れくさかった、それにしても・・・“おじさんには似合わない風景だ”と、言ったら世のおじさん達に叱ら
れるか?
      
広小路を抜けると正面には神田明神をイメージしたと言う“江戸舞台”、それを彩るクリスタルイルミネーションが
見える、朱色の鳥居で囲まれたイベントステージはさながら能の本舞台のようだ、和洋折衷、不思議と違和感を
感じさせない幻想的な姿だ  
   
羽田空港国際線旅客ターミナル ※イベント情報より

潜入捜査はまだまだ続く・・・

羽田空港国際ターミナルへ・・・環八周辺その2

寒さに震えながらも、国際線のターミナルを目指し、足早に歩を進める

穴守橋の橋上より・・・天空橋駅から地上に出てきたモノレール、間もなく整備場駅

ポンジュースのネオンサイン、モノレール利用者ならば誰しも1度や2度は目にしたことがあるはず
車窓の景色に目をやれば嫌でもこの看板が目に飛び込んでくる、それだけ宣伝効果がある場所と
言う事か・・・余談だが、山手線の目黒〜恵比寿間でも同様のネオンサインを目にすることが出来る

整備場に停留中の飛行機たち、既に現役をリタイアして第2の人生?(機生?)を、歩んで?(羽ば
たいて?)いるのか・・・手前に見えるのは“YS-11”、機体には“おつかれさま YS-11”の文字が読み
取れる、思えば私がまだ若かりし頃、地方の小都市へ出張に行く際、幾度かこのプロペラ機を利用
したことがある、何となく頼りない気がして、緊張しながら時をやりすごしていたことを思い出す
あれから30年近い歳月が流れたのか・・・恐らく私と同年齢の“YS-11”本当に、ごくろうさまでした
 
時刻は16:50、寒風にさらされながらの散策も間もなく終わりを迎える、目的地は目の前だ
仮囲いには“国際線用旅客ターミナル拡張”の案内が貼られていた、詳しくは↓↓↓
羽田国際線ターミナル増築工事で安全祈願祭-2014年供用開始へ - みんなの空港新聞
到着!国際線旅客ターミナルビル内へ1F入口よりいざ潜入!?

羽田空港国際線ターミナルへ・・・環八周辺その1

1月3日(木)時刻は16:20、穴守稲荷神社を後にして、羽田空港国際線ターミナルまで環八沿いをぶらぶらと散策
することに、既に陽は傾き気温も低下、風除けになるような建物の少ない通り、寒さが一層身に染みる
 
穴守稲荷駅にほど近い場所「荏原製作所羽田工場跡地」に建設中のヤマトホールディングス(HD)の次世代型
物流ターミナル「羽田クロノゲート」、今はまだ、完成した姿を想像することも出来ないが、夕焼け空をバックに
巨大なクローラークレーンが林立していた、右は完成予想のイメージパース(資料:日建設計
当初の予定では2011年1月着工、2012年7月竣工、2012年10月稼動開始を予定していたらしいが、諸事情に
より約1年遅れ、2013年9月の稼働を目指しているとのことだ
    
クロノゲートの目玉は何と言っても“地域貢献施設エリア”に建設中の「フォーラム棟」ではないだろうか
※写真は巨大なプレキャストコンクリート(PCa)板を設置している途中の状況、2012年11月29日撮影
(写真:鹿島)
プレキャストコンクリート板が円形に並んだ姿は、確かに花びらのように見える、この「花びら」が開くと
半日で大空間の体育館が上棟との事だが・・・ちょっとイメージしにくい、完成が待ち遠しい
「花びら」開いて大空間 ヤマト、羽田に巨大物流拠点 :日本経済新聞

 
並びに建つのは「東京都下水道局羽田ポンプ所」、古い建物に設置された巨大なダクトがさながら大蛇のようだ
「穴守橋」の親柱は飛行機のモニュメントとユニークだ、空港に繋がる道、わからないでもないが、果たしてこの
センス如何なものか?

さらに“散策”は続く・・・