仕事帰りに一杯・・・中野「まつり居酒屋 呑来醍(のんきてい)」

2月16日(木) 時刻は20時を少し回ったところ、中野駅南口、ビルの3Fにある「呑来醍(のんきてい)」さんで
一杯、ご同伴は旅仲間の“K氏”。たまには、新規開拓でもということになり、ここまでとぼとぼと歩いてきた。
候補は3軒、最初の1軒には満席で振られ、残るは2軒。地元に密着していると思しきこちらのお店をチョイス。
エレベータに乗り3Fを目指す。外はかなり冷え込んできた、かすかに降る雨が雪に変わりそうな雲行きだ。
早いところ店に入り、温まるとしよう。満席でないことを祈りつつ箱の中に身を置いた・・・
 
エレベーターを出て右側、店に入る。ざっと見渡す、思いの外、広い店内。混雑を予想していたがそうでもない。
客の入りはまばらだ、いつもこんなものなのか?それとも今日に限ってのことなのか?
壁面にディスプレーされた大きな凧が目に留まる。どこの故郷(くに)の凧だろうか?畳み一畳分ぐらいありそう
な大きさだ、そんな凧が数点、店の雰囲気を“民芸調”にしている。
4人掛けのテーブルへ案内される。早速、メニューをチェック。
 
モルツ中瓶(500円)で、先ずはお約束の乾杯!
お通し(300円)は、大根と豚ばら肉?の煮物、ジャガイモこそ入っていないが“肉じゃが”風だ。田舎風の甘い
味付けがビールに良く合う。量もたっぷりある、こんなお通しなら大歓迎だ。
 
墨文字風に書かれた本日のおすすめ、その中にある“200円均一”のコーナー、そこから、桜島沢庵、チョリソ
ソーセージ、山形芋煮、イカタルタルソースカツ、を注文。その他、キムチ(350円)、宮崎産赤鶏たたき(480円)
レバニラ炒め(550円)以上全7品が今宵のつまみだ。
 
“宮崎産赤鶏たたき”、ささみ、砂肝、ムネ?、3種類の部位は軽く表面に火を通してはいるが“刺身”に近い。
鶏肉だけに勿論、淡白。ポン酢につけていただく、薬味のもみじおろしが少量で肉の味を引き立てるまでにはい
かなかった。鮮度が悪くないだけに惜しい。タレと薬味にもう一工夫欲しいところか。
 
具沢山な芋煮、これで200円はお値打ちだが、果たして酒のつまみとしてはどうなのだろうか。
予想外、と言っては失礼だが、レバニラ炒めが美味しかった。甘辛な味付け、中華と和の中間、そんな印象。
ごはんが欲しくなる味だ。
 
イカタルタルソースカツは一見するとメンチカツのように見える。割ってみると中にはタルタルソースに包まった
イカの切り身が入っていた。何となくクリームコロッケのような印象。ソースを付けていただいた。
ハイボールは180円と激安だ、氷がたくさん入っている、その分“角”は少ないのかな?、何杯飲んでも酔えな
いかも・・・まっ、安いからね。

店舗はここ1軒だけとのこと、内装はどことなく東北地方をイメージしているように思えたが、メニュー構成を
見ると特に地域を限定している訳ではなさそうだ。ただ、山形芋煮がメニューにあるぐらいなのでご主人は
東北出身の方かも知れない。が、桜島沢庵もあるからね、何とも言えないか。
一部の料理がクーポン対象になり、会計は〆て4千円少々とリーズナブル。この内容でこの価格なら・・・
ローテーション入りは可能(確実では無い)かな。また、おじゃまします、ごちそうさまでした。

まつり居酒屋 呑来醍(のんきてい)
東京都中野区中野2-26-10 中村ビル 3F
中野駅南口から徒歩2分ぐらい