バトゥフェリンギ出発・・・朝Part3〜“深夜特急”のブランコ

1月13日(金) 時刻は10時。これからペナン島のメインタウン、“ジョージタウン”へ向かう予定だ。
この2日間、駆け足でここまで来た、今日は少しゆっくりと出来る。もうちょっと“バトゥフェリンギ”の街を楽しもう。
 
お世話になっている“rapid”バス、ジョージタウンへは、路線ナンバー“101番”に乗車すれば行けるはずだ。
 
さっきの犬、まだ寝てる。が、寝床の位置が変わっているぞ。犬が動いたのか?それとも車が動いたのか?
定かでは無いが・・・ 別の犬、発見!まるでぬいぐるみのようだ。
 
ピカピカに磨きこまれた紋章、奥の方に見える家屋の、とても立派な門に施されていた。由緒正しき家柄か?
 
ムスリムの女性の後姿、全身にまとったチャドルが暑そうだ。隣を歩く連れの男、なんとカジュアルなことか・・・
 
“資源ごみ”を回収するおっちゃんとK氏のツーショット、おっちゃんの眉間の化粧はビンディか?いや男性だから
“ティラカ”?そんな化粧を施した男性、おっちゃん以外に見かけなかったけど・・・信心深いんだね。
赤、黄、青、で構成された家。あたりの雰囲気によく溶け込んでいた。日本じゃありえないよね、“美観を損なう”
とか言って。
 
不動産屋の捨て看、RM20,000(約50万円)この金額レンタル?それにしちゃ高いけど。ビジネスローンとの表示
もある、長期貸しなのかな。
 
ビーチの裏手、ゲストハウスが点在する場所に来てみた。バックパッカーの間で有名な“ババゲストハウス”を発
見。気になっていた安宿、もし“次回”があれば・・・泊まってみたい。2階のテラスで読書をする白人女性、“M”に
いた女性もそうだったが、かもし出す“ゆとり”に感動。こんな風に時を過ごしたいもんだ。それにしても・・・サング
ラス似合いすぎ!
 
出ました!深夜特急「熱風アジア編」そのワンシーンに出てくるブランコ。日本人バックパッカーは(私も含めて)
好きだよね〜このブランコ。今は無き、“AH BENG ゲストハウス ”の中庭にあったブランコ。でも、他でも見かけ
たから、このブランコがそれなのか、定かではないが・・・そのシーンが出てくる動画をYou Tubeからお借りした。
気になる方は2分40秒あたりへGO!※右に写っているゲストハウスは深夜特急とは関係ありませんので、悪しか
らず・・・

 
廃墟の門柱に鎮座した“黒猫”、まるで侵入するものを拒むかのような姿だ・・・
何羽か見かけた鶏は軍鶏の一種か?羽を広げ、飛ぼうとしているようだが・・・飛べるのか?何となく切ない光景
 
ビーチに出てみた、小舟が二艘、ゆっくりした速度で漂っている。砂浜で戯れる犬2匹、さっきの“寝犬”とは比べ
物にならないほど、元気ハツラツだ。飼い主と思しき、昔は“ビーチボーイ”だったであろう、よく日焼けしたおっち
ゃんが声を掛けてきた。ジャパニーズか?と、片言の日本語がしゃべれるらしい。昔は日本人がたくさん来たけど
今はほとんど来ない、とも・・・そうだよな・・・直行便も無く、乗り継ぎを経て、8〜9時間かけてここに来るぐらいなら
大半の日本人はグアムやサイパンに行くだろう、もしくはハワイにだって。きれいとは言い難い海色、誰一人マリ
ンスポーツに興ずる者のいない海・・・そんな光景に小さな感傷を覚えた。
 
早朝、大音量で“アザーン”を流していたモスク、ここにあったのか。よく見れば、塔の上部にたくさんの拡声器。
狭い街中、こりゃ響き渡るはずだ・・・
 
 
 
最後にお約束の1枚、海外に行くと何故だか電話を掛けたくなるK氏。通話の先には・・・音の無い世界が広がっ
ていた。そろそろチェックアウトの時間だ、宿に戻り出発の準備を整えるとしよう。近くて遠い、遥かなる“ジョー
ジタウン”を目指して!