幕末の奇才浮世絵師・・・没後150年「歌川国芳展」

 
歌川国芳・・・江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人
左が「相馬の古内裏(そうまのふるだいり)」右が「宮本武蔵の鯨退治」大判の錦絵縦3枚を合わせて一組とした
国芳得意の大判作品
田町駅と品川駅に掲示されていた大型のサインボードです・・・やっぱり縦3分割でした。
とても素晴らしい作品ですね!アイデア、デザイン、レイアウト、その全てが見る者を惹きつけます。
特に主となる対象物を大胆に力強く描写した“構図”の取り方に国芳の卓抜なセンスの良さを感じます。
併せてこのポスターをデザインされた方も素晴らしい!古典的な国芳の浮世絵に反するような真っ赤な
ローマ字の“ロゴタイプ”、それでも違和感を感じさせないところが・・・やはりセンスの良さなんですね。

ところで私の好きな作品は「其のまま地口 猫飼好五十三疋(そのままぢぐちみょうかいこうごじうさんびき)」
画像はありませんが、とても洒落の効いた作品です、猫好きにはたまらないかも。

前期展示は来年の1月17日まで、後期展示は来年1月19日〜2月12日まで
六本木ヒルズ「森アーツセンターギャラリー」にて開催中
http://kuniyoshi.exhn.jp/

これは見逃せない!