さば棒鮨 銀・・・「ちよだ鮨」

12月5日(月)21時をすこしまわった頃、自宅最寄駅に到着です。
改札を抜け、階段を降りるとそこに「ちよだ鮨」さんがあります。テイクアウト専門の小さなお店で冷蔵
ショーケースの中に色々なお寿しを並べて販売されております。ただしこの時間帯は閉店間際と言うこともあり
その品数は限られます。選択の余地はほとんどありませんが・・・この時間、とても“お得”なサービスタイムと
なっております。何となんと全品“半額”です。大概、この時間に帰宅出来ることはありませんが、運よくこの
サービスに遭遇したときなどは美味しそうなものがないか、ちらっと物色しております。
本日は息子の好物(私も好物)“さばの棒鮨”が残っておりましたのでおみやげとして買い求めました。

  
白板昆布(バッテラ昆布)を透かして見える鯖の縞模様、何やら刺青のようにも見えますが、このビジュアル
素晴らしいと思いませんか?鯖の縞模様をしっかりと活かした絶妙な“デザイン”だと思うのは私だけでしょうか。
続いて断面を見てみましょう、そこには軽く酢で〆られた鯖の切り口が見えます・・・艶がありますね〜
そして何より凄いのはこの“肉厚”ぶり!この手のお店やスーパーの惣菜コーナーなどでよく目にする
“バッテラ”ではこの“肉厚”ぶりは中々拝めません。こちらのお店に対しても過度な期待はしておりませんでしたが
想像をはるかに上回る質の良さに驚きです。
早速一口、ほどよく酢〆めされた鯖の加減が鯖本来の味を殺していませんね、いやな臭みもありません。
食べ応え十分でしっかりと鯖を食べていると実感できます。ちょこっと挟まれている“ガリ”が口の中を
さっぱりとさせてくれます。(個人的にはガリは要らないかも)
このクオリティで何となんと200円です!(定価400円が半額)生のネタほど鮮度にこだわる必要もなさそうなので
少々時間が経過していても安心して食せるのではないでしょうか。

青魚、光もの、嫌いな方も多々いらっしゃると思いますが・・・私は大好きです。
“所詮、持ち帰りの鮨だから”などとバカに出来ないなと感じた夕餉でした。

持ち帰り寿司、江戸前すしは鮮度抜群のちよだ鮨